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おぼえておこう応急手当

手当の重要性

けが人や急病人が発生したとき、その場に居合わせた人が応急手当を正しく速やかに行えば、救急効果が向上し、その後の治療の経過にも良い影響を与えることは、医学的にも明らかです。

いざ緊急の事態に遭遇したとき、適切な手当を実施するためには日頃から手当に関する知識と技術を身につけておくことが大切であり、他人を救おうとする社会が自らの生命を救うことになります。

  1. 救急車到着までの空白時間
    カーラーの救命曲線によると心臓停止の傷病者を3分間放置しただけで、死亡率は50%となり、5分後にはさらに高率となります。傷病者を救命するには、その場に居合わせた人の手当が不可欠といえます。
  2. 自主救護の必要性
    震災や風水害等で、同時に多数の傷病者が発生したときや道路が被災したときなどは、平常時のように救急車に期待することは困難です。このようなときは、自主救護に努めなければなりません。日頃から、自分たちの生命・身体は自分たちで守るという心構えをもつ必要があります。また事業所などでは、傷病者を速やかに救護するため組織的に対応できるよう救護計画などを予め作成しておくことが望まれます。

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