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「甲州花火」が山梨県郷土伝統工芸品に認定されました!
山梨県では、県内12品目の伝統工芸品を「郷土伝統工芸品」に認定しています。
この度、市川三郷町及び笛吹市において伝統的技法で製造されている打ち上げ花火の花火玉について、
「甲州花火」として郷土伝統工芸品へ認定申請を行い、平成10年以来25年ぶりに新規認定されました。
令和5年3月14日(火)に山梨県庁内正庁において認定証交付式が行われ、山梨県知事から認定証と
山梨伝統工芸品産業協会から認定盾が交付されました。
甲州花火について
「甲州花火」は、伝統的技法により県内(市川三郷町・笛吹市)の煙火事業者が製造する打上花火の花火玉を
指します。
日本の打上花火の起源は、戦国時代の「烽火(のろし)」と言われており、武田信玄公の烽火台が有名です。
江戸時代には、町衆から花火師が誕生し、現在のような観賞用の花火が登場しました。
「甲州花火」の認定申請者である「やまなし伝統花火組合」には市川三郷町の「(株)齊木煙火本店」、「(株)マルゴー」、笛吹市の「(株)山内煙火店」が加盟しています。
「甲州花火」の製造技法は、江戸時代の町衆の技術も受け継ぎながら明治時代に確立されました。
その伝統的技法を脈々と受け継ぐ3社は、県内の代表的な花火大会である「神明の花火大会」や「石和温泉花火大会」の他、県外各地の花火大会にも参加し、華々しく活躍しています。
山梨県郷土伝統工芸品13品目について
山梨県郷土伝統工芸品の詳細については下記HPをご覧ください。
山梨郷土伝統工芸品