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肝炎ウイルス検診について
肝炎ウイルス検診を受けましょう
肝臓は、細胞が壊れても再生する丈夫な臓器です。一方で、「沈黙の臓器」ともいわれており、ウイルスに感染しても、自覚症状はなかなか出ません。症状が出ても「体がだるい」「疲れやすい」「食欲がわかない」など、あいまいな症状であることが多いとされています。
肝臓が肝炎ウイルスに感染すると、細胞が壊れ、徐々に肝臓の機能が失われていき、やがて慢性肝炎・肝硬変・肝がんに進行する恐れがあります。放置せずに、専門医の診察を受けて肝臓の状態を検査し、治療について相談しましょう。新薬の開発が進み、体に負担の少ない治療法も出てきており、医療費助成制度も用意されています。早期であれば、根治の可能性が高くなります。
検査は採血のみ、短時間で済みます!町では、40歳以上の方を対象に検診を実施しています。また肝炎ウイルス検診クーポン対象年齢の方には無料で検査を実施しています。
早期発見、早期治療のために、一生に一度、肝炎ウイルス検査を受けましょう。
肝炎ウイルス(B型・C型)検診対象者
◆40歳以上の方
◆無料クーポン対象者 年度末年齢が41歳、46歳、51歳、56歳、61歳の節目年齢の方
※無料クーポン対象の方にはお住まいの地域の住民健診の時期に合わせて通知をしています。
検査対象外の方
今までに肝炎ウイルス検査を受けたことがある方は対象外です。
一度検査を受け、感染していないと判断された場合は検査を受ける必要はありません。
⇒肝炎ウイルス検査対象確認フローチャート(256KB)をご確認ください。
次の項目に該当する方は検査対象外です。
①過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがある方
※過去に人間ドックを受けた方は検査実施済です。
②平成13年~19年の間に、町の住民健診において血液検査を受けたことがある方
③肝臓の病気で治療中・経過観察中の方
④出産歴がある(母子手帳にB型・C型肝炎ウイルス検査結果の記録がある)
特に検査をおすすめする方
下記の事項に該当する方は、肝炎ウイルスに感染している可能性が一般の方より高いと考えられますので、一度検査を受けられることをお勧めします。
1)1992(平成4)年以前に輸血を受けた方
2)長期に血液透析を受けている方
3)非加熱血液凝固因子製剤を投与された方
4)1994(平成6)年以前にフィブリノゲン製剤を投与された方
5)大きな手術を受けた方で、術後に肝機能の経過観察をしていない方
6)臓器移植を受けた方
7)薬物などの注射の回し打ちをしたことがある
8)過去の健康診断などで「肝臓機能異常」を指摘されたが、その後、肝炎の検査を受けていない方
検査内容
問診・血液検査(HBs抗原検査及びHCV抗体検査)
検診費用
◆40歳以上の方 500円
◆クーポン対象者 無料
検診場所
町住民健康診断の会場で検査を受けることができます。
受診方法
肝炎ウイルス検診は事前予約制です。
町いきいき健康課健康増進係までお問合せください。希望者には別途必要書類を郵送します。
山梨県肝炎治療助成事業
山梨県では国の肝炎治療特別促進事業に基づき、C型ウイルス性肝炎の根治を目的として行われるインターフェロン治療とインターフェロンフリー治療及びB型ウイルス性肝炎に対して行われる核酸アナログ製剤とインターフェロン治療を行う方の保険診療分の自己負担額の助成を行っています。
詳しくは山梨県ホームページをご確認ください。https://www.pref.yamanashi.jp/kansensho/80408314857.html
肝炎に関する情報
厚生労働省ホームページ 肝炎対策の推進
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/kanen/index.html
肝炎情報センターホームページ
https://www.kanen.ncgm.go.jp/index.html
肝炎医療ナビゲーションシステム(医療機関情報サイト)
https://kan-navi.ncgm.go.jp/index-b.html
いきいき健康課 健康増進係 TEL:055-632-2114